ダイエット中、「炭水化物は太るからご飯は減らすべき」「甘いものは我慢するとストレスになるから少しならOK」という考え方、あなたも一度はしたことがありませんか?
実はこれ、一見正しそうに見えて実は逆効果。
毎日の小さな選択が、知らないうちにあなたのダイエットを遠ざけているかもしれません。
今回は、「ご飯を我慢してお菓子を食べると、なぜ太りやすくなるのか?」というテーマで、科学的根拠とともにわかりやすく解説します。
最後まで読むことで、今日からできる正しい食事の置き換え法がわかります!
1.ご飯を我慢してお菓子を食べるとどうなる?

例えば、あなたが週に4回、おやつとしてポテトチップスやチョコレート、ケーキなどのお菓子を150gずつ食べているとします。
そのうち2回を、お菓子ではなくご飯の大盛り(250g)に置き換えた場合、なんと1週間で300kcal以上のカロリー削減ができるのです。
「えっ?ご飯を大盛りにしたら太るんじゃないの?」
そう思う方も多いと思いますが、実はその考えがダイエットを遠回りさせている原因のひとつなのです。
2.【比較】お菓子とご飯のカロリー差はこんなにある!

●白ごはんの場合
- ご飯150g(普通盛り) → 約240kcal
- ご飯250g(大盛り) → 約400kcal(+160kcal)
●よくあるお菓子のカロリー
- ポテトチップス1袋(60g前後) → 約350kcal
- たけのこの里1箱 → 約383kcal
- ショートケーキ1個 → 約360kcal
つまり、ご飯を150gから250gに増やしても+160kcal程度。
一方で、お菓子1つで+350kcal以上になることもザラです。
ご飯を減らしてまでお菓子を食べるのは、カロリー的にも栄養的にも本末転倒ということがわかりますよね。
3.お菓子を食べると満足する?それとももっと食べたくなる?

「甘いものを食べるとホッとする」「疲れた時はチョコやお菓子がやめられない」
そんな経験は誰にでもあると思います。
お菓子には砂糖や脂質がたっぷり含まれており、これらは脳に“快楽ホルモン(ドーパミン)”を分泌させるため、一時的に幸福感や満足感を与えてくれます。
しかし、その裏側で起きているのが、血糖値の急上昇と急降下です。
お菓子のような高GI(グリセミック・インデックス)食品を食べると、血糖値は一気に上がります。
すると、体はそれを下げようとインスリンを大量に分泌し、結果として血糖値が急降下。これがいわゆる「血糖値スパイク」です。
この血糖値の乱高下が原因で、
- 急な眠気
- イライラ
- 集中力の低下
- そして再び強烈な空腹感
などが引き起こされ、結果的に「もっと食べたい」という欲求が生まれ、お菓子の“無限ループ”に陥ってしまうのです。
さらに問題なのは、お菓子に含まれる栄養素の偏りです。
多くのお菓子は「高糖質・高脂質・低たんぱく・低ビタミン・低ミネラル・低食物繊維」という、いわば“空っぽのカロリー”。
カロリーは高いのに、体に必要な栄養がほとんど含まれていないため、満腹にはなっても栄養的には満たされません。
その結果、以下のような悪循環が起きやすくなります:
- 栄養不足 → 代謝が落ちる
- 代謝が落ちる → 脂肪が燃えにくくなる
- 燃えにくくなる → 体重が落ちづらくなる
- 落ちないことでストレスが増える → またお菓子に手が伸びる
特に女性の場合は、ビタミンB群や鉄分、カルシウムなどが不足しやすくなり、肌荒れや冷え、PMSの悪化、慢性的な疲れにもつながります。
だからこそ、お菓子を「少しだけ」と思って食べることが、実はダイエットや体調管理にとっては大きな落とし穴になるのです。
一時的な満足感よりも、長く続く安定したエネルギー供給と栄養補給を意識することが、健康的な体づくりの第一歩になります。
4.ご飯は本当に太るの?炭水化物の真実

ここ数年、「糖質制限ダイエット」がブームになり、多くの人が「炭水化物=太るもの」と思い込むようになりました。
中には「ご飯は太るから、夕飯は抜く」「パンや麺類は絶対に避ける」と、極端な制限をしている人も多いのではないでしょうか?
しかし実際には、炭水化物=太るという考え方は非常に誤解が多いのです。
1.炭水化物は身体にとって必要不可欠なエネルギー源
ご飯をはじめとする炭水化物は、私たちの身体と脳にとって最も効率の良いエネルギー源です。
体内に入るとブドウ糖に分解され、筋肉や脳の活動をサポートします。
とくに、脳はエネルギーのほぼ100%をブドウ糖に依存しているため、糖質を極端に減らすと頭がぼーっとしたり、集中力が低下したりする原因にもなります。
また、筋肉も糖を燃料にして動いており、筋トレや運動を頑張っている人ほど適度な炭水化物摂取が不可欠なのです。
2.ご飯を適量食べると「代謝が上がる」
意外に思うかもしれませんが、炭水化物を適切に摂ることで代謝が上がり、結果として痩せやすくなることもあります。
なぜなら、糖質が十分に体内にある状態では、筋肉の分解を防ぐことができ、エネルギー効率も良くなるからです。
反対に、炭水化物を抜いてしまうと、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。
筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、同じ生活をしていても脂肪がつきやすくなる=太りやすくなるのです。
つまり、糖質を過剰に制限すると一時的には体重が減っても、筋肉が減ってリバウンドしやすい体になるという、危険な状態に陥る可能性があるのです。
3.炭水化物よりも、お菓子や加工食品の方が太りやすい?
実は、ダイエットにおいて「炭水化物をどれだけ摂るか」よりも重要なのは、“どんな種類の炭水化物を摂るか”です。
たとえば、白米・玄米・さつまいもなどの自然由来の炭水化物は、消化・吸収のスピードがゆるやかで、血糖値の上昇も安定しています。
一方で、お菓子・菓子パン・ジュースなどの精製された糖質は、血糖値を急上昇させるため、インスリンが過剰に分泌され、脂肪として蓄積されやすくなります。
つまり、「同じ糖質」でも、ご飯とお菓子では体への影響はまったく違うということです。
4.ご飯は太るのではなく、太りにくい体をつくる
「ダイエット中にご飯を食べていいの?」という質問をよくいただきますが、答えはYESです。
ただしポイントは、以下のような“質と量”のコントロール
- 適切な量(1食150~250g程度)を守る
- よく噛んでゆっくり食べる
- タンパク質や野菜と一緒に摂る
- 夜遅くのドカ食いは避ける
これらを意識すれば、ご飯は太るどころか、脂肪燃焼と代謝アップを支える重要な味方になります。
5.正しい置き換えのすすめ:お菓子の代わりにご飯を食べよう!

「どうしても間食したい」「小腹がすいてついお菓子に手が伸びる」
そんなときは、お菓子ではなく少量のご飯を食べるという選択肢を持ってみてください。
特に運動後や活動量が多い日は、ご飯をしっかり食べた方がエネルギー効率もよく、リバウンドしづらい体を作ることができます。
おすすめの置き換えアイデア
- お菓子 → おにぎり1個(100g)
- ショートケーキ → ご飯と納豆の軽い食事
- クッキーやチョコ → ご飯と味噌汁のセット
6.パーソナルジムは「EASY FIT」

EASY FITでは「サボりながらでも理想の体に」というコンセプトを掲げており、トレーニング方法だけでなく食事管理の指導も行っているパーソナルジムです。
その人の「生活習慣」「メンタル」「姿勢」「体調」からカウンセリングを行い、ダイエット初心者の方でも安心して成功体験を感じていただけます。
それがあってか、ありがたいことに30〜50代のズボラ女性の方からリピートをいただいております。代表の今泉は合計「100人以上」のダイエット成功させている経験も豊富です。
トレーニングの方では日常の「動き」を変える事によって体の不調などを改善させ、「脚痩せ」なども得意としています!
EASY FITではこの様な人が通われています。ご興味がある人は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
- 体を軽くして仕事を頑張りたい
- 30代に入りお尻が落ちてきた
- キツい筋トレはできないけどEASY FITではできる!
- ずっとキレイな体を維持していたい
東急田園都市線鷺沼駅から徒歩1分という好立地でもあります。ぜひ一度足をお運びください!